マイホーム実現までの【お得で賢いロードマップ】
リフォームについて

中古戸建てを840万円でリノベーション!この費用で実現した理想の住まいを写真で見せます

中古戸建てリノベーションの費用リフォームについて
この記事は約10分で読めます。

この記事では、840万円で中古戸建てはどこまでリノベーション出来るのかビフォーアフターの実例写真と共に紹介していきます。

ちなみに、我が家の購入費用は3690万円でしたので、

3690万+840万円=総額4530万円

で都内にマイホームを手に入れた計算になります。

我が家の詳細は、こちらの記事で確認出来ます↓

この記事によって、今思い描いているリノベーションどの程度実現出来そうか判断するお手伝いが出来れば幸いです。

中古戸建てをリノベーション
リノベーション後の間取り図
スポンサーリンク

耐震補強工事

ホームインスペクションで「倒壊の恐れあり」との判定が出た我が家は、限られた予算内で耐震補強内装のリノベーションを行う必要がありました。

※ホームインスペクションの詳細についてはこちら↓

その結果をふまえ、リフォーム会社の提案により、数か所に耐力壁を取り付けて頂くことになりました。

その結果、「倒壊する可能性が高い」から「倒壊しない」まで数値を改善させる事が出来ました。

人命を左右しますので、こちらの項目には費用を惜しまないように心掛けました。

ちなみに、今回の耐震診断結果は老朽化で数値が下がっていたのではありません。

元々の構造に問題があったようでしたので、耐震診断を受けたことのない既存住宅は要注意です。

外部改修(外観)工事

外壁塗装・屋根塗装

外壁は全面サイディングで、元々はくすんだブルーのような色でした。売り主は住んでから一度も塗り替えをしていないとの事でした。

サイディング外壁塗り替え
外壁Before

私は白くて明るい家が理想でしたので、思い切ってオフホワイトに塗り替えて頂きました。

外壁と同時に、雨どいや破風板、戸袋、雨戸、軒天、水切り、霧除けのような、目に見える全ての部分を塗り替えて頂きました。

それらは元々黒色だったので、白色にするのは難しいと思い、黒のままで妥協しました。

サイディング外壁塗り替え
外壁After

屋根も過去に塗り替え歴はなく、これを機に黒色から赤色に塗り替えをしました。

シーリング打ち替え工事

サイディングのつなぎ目のゴムのような部分に、ひび割れている箇所がありましたが、全て真っ白の新品に打ち替えられ、新品と同様の見た目になりました。

ベランダ防水工事

FRP防水を施して頂き、見た目もツルっとした感じになりました。

雨天後は滑りやすいとの忠告を受けましたが、実際にはあまり感じません。

中古戸建てをリノベーション
ベランダBefore(なんか落ちてる)

内部造作・内装工事

フローリング上張り(重ね張り)

家の中の全ての床(クローゼット内を除く)を新調したかったのですが、コストを優先し、上張りを選択しました。

全面、PanasonicのベリティスフロアSハードコートのウォールナット色を選びましたが、部屋やフロアによって色や種類を変えるのもありです。

キッチンと洗面所、トイレは、クッションフロアを使用しました。(こちらは貼り替え)

中古戸建てをリノベーション
床Before
中古戸建てをリノベーション
床After(いい写真がなかった…。奥側は畳がはがされた和室)

壁紙張り替え

和室以外、家中すべての壁紙を張り替えました。クローゼットの中の壁紙もお願いしました。

売り主が喫煙者だったので、書斎にされていた洋室はタバコの匂いが染みついていましたが、リフォーム後には匂いはほぼ気にならなくなっていました。

中古戸建てをリノベーション
書斎Before (ヤニで黄色くなった天井) 
中古戸建てをリノベーション
書斎After

巾木、廻り縁交換

洋室2部屋と和室以外、すべてのエリアを白の洋風のデザインのものに交換しました。

それだけの変化でも、かなりお洒落になるのでおすすめです。

中古戸建てをリノベーション
LDK After

階段に手すり取付け・デザイン手すりに交換

まあまあ急な階段ですが、元々手すりがついておらず、上り下りの時に怖かったので付けて頂きました。

中古戸建てをリノベーション
階段After

また、2階ホール部分にある手すり(腰高くらいの壁)を、可愛いデザインに変更しました。

元々建て売り住宅ですが、デザイン手すりのお陰で少しだけ注文住宅感が出て、気に入っています。

中古戸建てをリノベーション
手すりこは、いくつかのデザインを自分で組み合わせられる

窓まわり工事

大きい窓の交換

リビング・ダイニングにある掃き出し窓は目立つ位置にあり大きい為、窓自体を交換しました。(YKKAPエピソードNEO。手動シャッター付き)

元々の窓が、規定サイズより大きかったようで、新しい窓をはめるにあたって壁を拡張する工事も行われました。

中古戸建てをリノベーション
LDK窓 工事中

壁が拡張されても、室内からは違和感はありません。

屋外は、似たデザインのサイディングで埋めて頂きましたので、近くによって意識して見ない限りは気にならない程度に仕上がりました。

ルーバー窓(ジャロジー窓)の交換

私自身が寒がりなので、ルーバー窓の気密性がザルと聞き、迷いなく交換を決意しました。

洗面所と1階・2階トイレの計3箇所を、YKKAPエピソードNEOの面格子付き片上げ下げ窓に交換しました。

後述しますが、浴室もフルリフォームにあたって窓も交換しました。

中古戸建てをリノベーション
ルーバー窓Before
中古戸建てをリノベーション
ルーバー窓After

内窓取付け

予算の関係で、最初から全窓に付けることは出来ませんでした。

ダイニングの出窓、キッチンの出窓、洋室1部屋の窓2か所、廊下の窓2か所の、合計6か所にのみ、YKKAPプラマードUを取り付けました。

付いていない部屋との断熱性の差は明らかですので、補助金が貰えるタイミングを狙って徐々に取り付けていく予定です。

中古戸建てをリノベーション
二重窓After

間取りの変更

元々、洗面所+浴室は独立しており、LDKからは廊下を通って行くしかありませんでした。

「家事の動線的にこんなの絶対嫌!」と思った私は、キッチン奥の壁をぶち抜いて洗面所と繋げて頂きました

キッチンと洗面所の間には引き戸を設置し、入浴中のプライバシーも確保しています。

中古戸建てをリノベーション
赤線部分に、もともと壁があった

間取りの変更はコストがかかる為、当初夫はしぶしぶOKといった感じでしたが、住み始めてから何度も「ここ繋げたの本当に正解だった!!」と、必要性を実感してくれています。

動線はQOLに直結しますので、もし家族で意見が割れた時は、家事をする人の意見を尊重して頂くと間違いないと思います。

間取り変更は、住み始めてから行うのは色々と大変そうですので…。

住設工事・水回りの移動

システムキッチン交換

中古戸建てをリノベーション
キッチンBefore
中古戸建てをリノベーション
キッチンBefore(壁で区切られていました)

既存のキッチンやカップボードは全て取り除き、システムキッチンの向きを既存とは反対側の壁に移動してもらいました。

キッチンはLIXILのシエラを使用しています。

中古戸建てをリノベーション
キッチンAfter

使用後3年が立ちますが、目立った傷や汚れは今のところありません。

私達夫婦は身長が高いため、キッチンの高さをMAXの85cmにして貰ったのですが、これが快適で快適で。肩にも腰にも負担が少ないです。

洗面台

洗面所が狭いため、洗面台選びは苦労しました。

色々なメーカーを回って見つけたのが、ノーリツのソフィニアです。

中古戸建てをリノベーション
洗面所After

水を受ける部分がラウンド型になっている為、四角よりも面積が広く取れますし、見た目も可愛いです。

掃除の時の水はねだけがデメリットですが、水流などを工夫しながら掃除をするようにしています。

勿論、こちらも高さはMAXの85cmにしています。

ちなみに、ミラー部分アイリスオーヤマのミラーキャビネットです。

スタイリッシュで収納・ライト付きなのでお気に入り。自分でネットで購入し、取り付けて頂きました。

システムバス交換

中古戸建てをリノベーション
お風呂Before

お風呂も色々なメーカーで実際に浴槽に入って試しましたが、ノーリツのユパティオに決めました。

上半身をゆったり預けられて、首も休められる浴槽が理想でしたが、他のメーカーはグレードをあげなければならず、ノーリツが最もコスパが良いと思ったからです。

実際、とてもリラックス出来る快適なお風呂ライフを送っています。

中古戸建てをリノベーション
お風呂After
中古戸建てをリノベーション
お風呂After

オプションでしたが、照明をダウンライトに変更したことで、スタイリッシュな空間になり、満足しています。

唯一の心残りは、浴室の物干しざおを2本に増やせばよかったなーという点です。

創意工夫すれば、自分たちで何とか出来そうと思ったのですが、結局後回しになり、1本だけでやり繰りしています。

ところで、システムバスって箱なんだなあと工事中思いました。お風呂装備がついた箱を空間に押し込むイメージ。元々のお風呂なんて、工事に何の影響もありません!って感じでした。

電気工事

ダウンライト

ダウンライトにするだけでラグジュアリーな雰囲気になると思うのは私だけでしょうか。もし新築に住んでいたとしても、絶対にこの工事はやっていたと思います。

我が家では、リビングに5か所、寝室に3箇所、キッチンと洗面所と納戸に2か所ずつの、計14個取り付けて頂きました。

リビングと寝室のみ、調光付きです。

廊下にあった既存の4か所も、新品に交換して頂きました。

中古戸建てをリノベーション
LDK 手前ダウンライトと奥ダクトレール

おしゃれですし機能的で良いのですが、唯一の後悔は、取り付ける位置をもう少し吟味すればよかったという事です。

部屋の明るさとしては問題ないのですが、壁際部屋の角にも取り付けることで、素敵なインテリア空間を演出出来たのではと、今更ながら想像を膨らましています。

ダクトレール

ダイニングの上に取り付けて頂きました。(パナソニック製2m)

付けたことに油断して、あまり上手く活用出来ていませんが、インテリアの幅が広がるので今後の楽しみにしています。

壁付けブラケット

ブラケットの商品はこちらで購入して用意しましたが、取り付けはお願いしました。

玄関ドア横(屋外)と、階段、洗面所の合計3箇所です。

素人では到底出来ない作業ですので、デザインや照度についてよくよく検討した方が良いです。

うちは、階段がやや薄暗くなってしまったのですが、今となってはどうする事も出来ません;

中古戸建てをリノベーション
玄関ドア横ブラケット
中古戸建てをリノベーション
洗面所ブラケット

※こちらは販売ページが削除されていて見つけられませんでした><

階段ブラケット

中古戸建てのリノベーションを検討中の方へ

ざっくりですが、以上が840万円で出来たリノベーションの詳細です。もちろん、お願いする会社使用する製品のランクで、お値段の幅はかなり出ると思います。

工事の契約をするまでの間、色々な会社へ見学に行ったり、複数の会社に現地調査+見積もりをとって頂きましたが、会社によって提案力やお値段、担当者の経験値には結構な違いを感じました。

私の家の場合は、一から十まで自分でリノベプランを考えて、リフォーム会社に再現して頂くスタイルでした。担当者さんは、実現可か不可かの返答をするだけで、進んで提案してくれるタイプではありませんでした。

りのみ
りのみ

もう少しプロのアイデアも取り入れたかった…

と、後悔を感じている部分もあります。

無数にある会社から選別する作業はとても大変でしたので、費用以外の部分で比較&検討する余裕がなかったのが原因だと思っています。

複数の会社の中から、自力でひとつひとつ探し出して連絡を取るのはとても骨の折れる作業ですので、一括見積もりサイトの利用はとてもおすすめです

私も、中古戸建ての購入を決心してからすぐに登録し、比較検討を開始しました。

下記の記事では、無料かつ他のサイトにはない特徴がある一括見積もりサイトをまとめましたので、ご自分のニーズに合うコンセプトのサイトがあるか、是非見てみてください!

家の見た目や機能が整った後は、家祓いをして気持ちもリフレッシュしてみてはいかがでしょうか?こちらの記事も宜しければどうぞ♪

タイトルとURLをコピーしました