マイホーム実現までの【お得で賢いロードマップ】
中古戸建てについて

マイホーム探しに疲れてストレスを感じる方へ【我が家の体験談】ご紹介

中古戸建てについて
この記事は約11分で読めます。

素敵な「マイホーム」を夢見て物件探しを始めたものの、

予算と理想のギャップが辛い…

と、お悩みの方へ。それはまさに、過去の私そのものです!

痛いほど、お気持ち分かります…。

支払える予算では、「狭小住宅」「駅から歩けないくらい遠い」「最寄りがローカル線」だったりと、ガッカリな現実に何度打ちのめされたことか><

しかし、諦めきれない私は迷走に迷走を重ね、

  • 一戸建て(新築も中古も)
  • マンション(新築も中古も)
  • 注文住宅メーカー
  • 土地(更地も古屋付きも)

これらすべてを含む、かなりの件数を見てまわりましたが、決まらずに2年近く経過…。

そんな私ですが、現在は

  • JR中央線から徒歩圏エリア
  • 4LDK+南側庭付きの一軒家
  • 整形地
  • 駐車場1台付き
  • 住宅ローンは月9万円代

で、快適な日々をおくっています。

リフォーム代は別途返済していますが、無理のない返済ペースなので、外食や子どもの習い事などにもお金をあてることが出来ています。

今からご紹介する「マイホーム実現までの、お得で賢いロードマップ」は、全て私の経験談をふまえてまとめています。

過去の私のように、予算と理想のギャップに苦しんでいる方にとって、少しでもお役に立つ内容になっていれば嬉しいです。

スポンサーリンク

物件を《探す時》にまずやるべき事

【ステップ①】「資産性」か「居住性」優先する方を決める!

夢のマイホームを求めて2年間も迷走していた私ですが、ある日、ようやく一つの真実に気が付きました。

限られた予算でマイホームを購入するには、

「資産性」「居住性」どちらを優先するかを決めないと一生決まらない!!

この真実に気が付いてからは、マイホーム探しのスピードがぐんと加速した事をよく覚えています。

普通、もっと早い段階で気が付きそうなものですよね。

しかし私の場合、家を見るのが単純に楽しかったことと、私の諦めが悪かったために、時間がかかりました^^;

「資産性」と「居住性」、どちらを優先するかは人によって選択が分かれると思いますので、じっくりと悩まれて良いと思います。

「資産性」を優先するなら人気の駅・駅近

メリットデメリット
お店や銀行等が多くて便利・人口密度が高い
・治安が悪い可能性あり
通勤通学のストレスが少ない騒音のリスクがある
売却時の値下がり率が低い購入時の価格が高め
賃貸にしても需要あり独特な内装デザインは不向き
車が不要駐車場が高い

「居住性」を優先するなら駅距離は妥協

メリットデメリット
延床面積が広い掃除が大変
部屋の数を多く持てる将来持て余す可能性あり
庭やガレージにこだわれる(戸建)維持管理が大変
購入時の価格が低め売却時の値下がり率が高い
自然を感じられる事が多い虫が出やすい
車を所持しやすい電車での移動は大変

夫婦で議論を重ねた結果、我が家は「資産性」を優先する事になりました。

りのみ
りのみ

とは言え、狭小邸宅や狭いマンションはイヤ…

資産性のために、贅沢な間取りや外観は諦めるけれど、ライフスタイルに見合った居住性は確保したい。

だって、夢のマイホームだもの!

  •  そんなわがままな私の希望を叶えられる唯一の手段が、「中古物件」だったのです。

【ステップ②】掘り出し物件を探してみる!

そうと決まれば、いざ、物件探し開始です!

まずは、SUUMOやHOMES’などの物件情報サイトで検索すればOK。

私が2年間、色々なサイトを並行して利用しての感想ですが、SUUMOが一番物件数が多いと思います。

しかし中古物件の場合、売り主が販売価格を決めている場合が多いため、なかなか強気な値段で売りに出されていることもしばしば。

りのみ
りのみ

築20年以降は建物価値ゼロなんじゃないのか?;

と、ぼやきたくなる中古物件も結構ありました。

ところが、マンションも戸建も「中古物件」に絞って内覧を続けているうちに、「相場より安い家」が時々まぎれていることに気が付きました。

そんな物件を見抜く力を身につけるには、

狙った地域の物件情報を、とにかく沢山ネットで見まくる!

ことが、一番の近道だと思います。

希望の土地の相場観を掴んでからは、「相場より安いなぁ」と思った物件だけを見に行くようになりました。

すると、対応してくれる不動産屋さんから必ず「安い事情」を聞かされることに。百発百中で同じ展開でしたので、今では夫婦の笑い話になっています。

「安い事情」と言っても色んな種類があります。実際に私が遭遇した事情もふくめて、下記の記事でまとめてみました。

※戸建ての事情としてまとめていますが、マンションにも該当する事情もあります

「これなら受け入れられる!」と思える「安い事情」が見つかるかもしれませんよ♪

物件を《買いたい》と思ったらやるべき事

【ステップ③】自分で出来る調査をしてみる!

「良いかも」と思える物件が、中古マンションでしたら、中古戸建てほど心配事項はないかもしれません。

私の場合は中古戸建てでしたので、まず最初に

  1. 土地の調査
  2. 自然災害のリスク調査

を行いました。

入居したあとに、自然災害などで辛い思いをしないよう、自分自身で調査した方が良いです。

いずれもネットで簡単に調べられますので安心してください。具体的なホームページは、下記の記事で紹介しています↓

さらに、

3. ご近所の方への聞き込み

を行うことで、売主からは聞けないリアルな周辺環境の情報や、ご近所の方の人柄を知る事が出来ました。

緊張しますが、人生最大の買い物ですので、是非勇気を出して試してみてください。

その時の体験談も、同じく下記の記事にまとめています↓

【ステップ④】物件の状態を専門家に調査してもらう!

中古物件(特に一戸建て)であれば、

ホームインスペクション調査

は、購入前に絶対しておきたい調査です。

なぜなら、ホームインスペクションを利用することで、

  •  欠陥住宅かどうかを見抜ける
  •  物件について第三者の意見が聞ける
  •  修繕が必要な個所費用の目安を知れる

といった、メリットがあるからです。

時々、「インスペクション済物件」として売りに出されている中古物件を見かけます。

しかし、業者同士が癒着している可能性は捨てきれません。可能なら自分で見つけた業者に依頼する方が無難です。

ホームインスペクションの、流れや料金についてはこちらの記事で詳しく説明しています↓

私の体験談もたっぷりご紹介していますので、是非参考にしてください。

注意点には是非目を通して頂きたいのですが、とにかく「他言しない」がキーワードです!

物件が《安全な状態だと判明》したらやるべき事

【ステップ⑤】リフォーム費用を調べる!

気に入る物件の「地盤」や「周辺環境」に不安なところが見つからなければ、次はリフォーム費用の目安を把握をします。

ざっくりですが、

家にかけられるお金 物件費用諸費用リフォーム予算

と、なりますよね。

こちらの予算で、「思い描いている理想の暮らし」がどこまで叶うのか、購入前に把握しておきましょう。

リフォーム費用が足りずに、どんよりした気持ちで中古物件に住むのは絶対に避けたいところです。

希望リフォームの相場観を知るために、

いくつかの会社に相見積もりを依頼する!

のがオススメです。

ここで残念なお知らせですが、私の経験上、図面だけでは正確なリフォーム費用は教えてもらえません。

リフォーム費用を知る手順
  • Step 1
    気に入った会社に申し込む
  • Step 2
    現地調査に来てもらう
  • Step 3
    リフォームの見積書をもらう

私の場合は、まだ売り主が居住中でしたので、図面だけで「ざっくりの概算」を出してもらいました。

しかし、物件購入後に現地調査をしてもらったところ、概算よりは多少金額が上がる結果となりました><

もし検討中の物件が空き家であれば、しっかりと現地調査をして頂いた方が無難です。

どこの会社にするか、まだ決めてないんだけど…

という方が、ほとんどだと思います。

リフォーム会社といっても、大手企業や地元の工務店、ホームセンターもリフォーム事業に参入していたりと、様々な選択肢がありますよね。

検討中の物件が、戸建てかマンションかでも多少違いますが、平均価格帯としては下記のようになります。

フルリフォーム部分リフォーム
価格高め大手住宅メーカー大手住宅メーカー
価格安め・中堅住宅メーカー
・地域密着型企業
・地元の工務店
・ホームセンター
・家電量販店
のリフォーム部門

更に、「得意とするリフォーム分野」や「個性・強み」は、メーカーごとに違います。

自分がやりたいリフォームに最も適した相手がどこなのか、ネットやパンフレットで調べる事をおすすめします。

「そんな1件1件自分で調べる時間がない!」という方は、無料時短が叶うマッチングサイトの利用がおすすめです。

マッチングサイトでは、対応エリア予算などに応じて、ご自分の希望に合ったリフォーム会社を複数見つけることが出来ます。

「リフォーム会社 マッチングサイト」と検索すると、かなりの数がヒットしますよね。

中には、出来たばかりで加盟しているリフォーム会社が少ないようなサイトも存在するので注意が必要です。

以下の記事では、私が実際に利用・調査してみて、依頼するメリットが感じられるサイトだけを厳選してご紹介してみました↓

まだ物件の購入を決心していないのに、沢山のリフォーム会社に個人情報を知られたくない方には、「ホームプロ」が最もおすすめです。(公式HP ホームプロ

おすすめ出来る理由
  • 匿名で無料登録が出来る
  • 対応してくれる会社の、詳細な情報を自分で調べられる
  • リフォーム費用を含めた施工事例の写真が沢山見れる
  • サイト内のメッセージ機能でやり取り可能

気に入った会社だけを選んでやり取り出来ますし、沢山の営業電話がかかってくる心配もありません

施行事例の写真は、見ているだけでも楽しいですし、費用相場の感覚も掴めるのでおすすめです!

物件に《入居する日が決まったら》やるべき事

【ステップ⑥】お祓いをして気持ちスッキリ!

中古物件の場合、前の住人の気が残っているような気持ちになったり、負の連鎖を受けないか心配になってしまう方も多いと思います。

科学的には証明出来ませんが、私の場合は

精神的な不安は「家払い」をして払拭!

することが出来ました。

厳かな儀式と共に、家中をお祓いして回って頂いた後には、室内の空気がとても爽やかに感じました。

申し込み方法や料金、当日の体験談は、こちらにまとめています↓

住んでみてから実施することも可能ですが、やるかどうか迷われる場合は、間違いなくやった方が良いと思います!

日常にふと不安を感じても、「家祓いしたから気のせいだね!」と、強い気持ちで過ごせます♪(ビビりな私)

【入居後編】中古物件に約4年住んで思う事

これだけ沢山の準備をしてからの入居でしたので、私達家族は何の不安もなく住み始めることが出来ました

今の自宅に入居してもうすぐ丸4年が経ちます。現在感じている率直な感想を書いてみました。

中古物件で後悔したこと
  • リフォーム出来なかった箇所(トイレ・階段・建具)の古さが気になる
  • 二重窓に出来なかった部屋は、暑い・寒い・結露すごい
  • エクステリアが好みじゃないが、予算がなく手付かず
  • 出窓の1か所のみ雨漏りした(修理してすぐ回復)
中古物件で良かったこと
  • 近所の新築売値を見て嬉しくなれる
  • ローン返済に怯えず暮らせる
  • 家具や家電にお金を回せて楽しい
  • 自分好みの壁紙や設備に囲まれて幸せ
  • 気軽にDIYを試せる

当初は「中古物件に、コンプレックスを感じる日が来るかな~」と心配していましたが、今のところ全然兆しがありません。

というのも、実際に住みはじめてみると、周辺地域の方や、親族・友人など、中古物件に住んでいる人が思いのほか多いと知ったからです。

近所に新築建て売りが建っても、外構はほぼなく、シンプルな外観で、それでいて高いので、あまり魅力を感じません。

中古戸建ての場合は、外観のデザインが豊富なので見るのが楽しいですよ。

新築マンションも、今では「全面タイル張りの外壁」は全く見なくなりました。定期的にメンテナンスされている昔のマンションの方が、重厚感があって良いなと私は感じています。

全国には29万戸もの空き家が存在し、購入者を待っている状況です。(2018年調べ)

そして2020年には、中古物件を契約した人が「過去最多」となりました。

ここまで読んでくれたあなたにも、是非「中古物件」を選択肢にいれて、マイホームの可能性の幅を広げて頂けたら嬉しいです♪

りのみ
りのみ

素敵なマイホームを実現できますように!

タイトルとURLをコピーしました